スプリングバレーブルワリー東京

代官山にもキリンビール工場があります。ごく小規模で、レストランで提供するために作っているようなものですが。

みんなが飲んでいたのはこれ。

ビアフライト(クラフトビール飲み比べ)

ビールには上面発酵と下面発酵があり、発酵が進むと酵母がどうなるかで分けられます。

上面に集まるのがエール、下面に沈んでいくのがラガーと言われます。
ラガーの方が低温で熟成させるため雑菌が繁殖しにくいので、大量生産に向いています。量産されている缶ビールはほとんどがラガー。反対に、フルーティーな味のビールとなるとエールが多いです。

珍しくグアンチャーレがありました。見ての通り脂ばっかりです。豚の角煮の脂が美味しいように、豚肉は脂身にこそ旨みがあります。食べた瞬間は脂身ですが、体温で溶けて旨みを感じます。

グアンチャーレは、豚のほほや首の肉を塩漬け熟成して作られます。ローマではカルボナーラやアマトリチャーナには欠かせません。パンチェッタは、バラ肉を使ったものです。

余談ですが、カルボナーラのチーズと言えば、ペコリーノロマーノ。本場のローマで、PECORINOと書いてある高い方のチーズを買ってきました(写真)。肉製品はおみやげにできませんので、しっかり食べてきました。(2019年4月22日より厳格化します。任意放棄の有無にかかわらず、違法な持ち込みは厳罰の対象になります )

写真を見直してみると、PECORINO SARDO MATURO、その後は不明。ペコリーノサルドでした。サルディーニャ島で作られているチーズ、まあ、ペコリーノロマーノも現在は同じサルディーニャ島で作られているようですが。熟成期間や製法が少し違うらしく、味や特徴はかなり似ているそうです。独特の香りがあります。スライスしたり、グレーターでサラダやパスタにかけて味わいました。

ローマでは、キロ16.8ユーロ(2,000円くらい)でした。日本で買うと100g1,000円くらいするよう。関税と輸送料が高いの原因。この価格では普及するはずもなく。

話は戻って、何年ぶりかでデザートに焼きリンゴ。

スキレットで作られた焼きリンゴ

今年のイタリア旅行を思い出しながら、美味しいクラフトビールを味わいました。

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